ロビンソンズ・ランド概要
Robinsons Land (ロビンソンズランド) は、フィリピン最大級のコングロマリット企業JG Summit Holdings(JGサミット・ホールディングス)傘下の、フィリピンを代表する不動産開発会社の一つです。
同社は、複合用途の不動産、オフィスビル、住宅用コンドミニアム、そして全国の主要都市や都市部に位置する社会化された住宅プロジェクトを含む土地不動産開発において最も定評のあるディベロッパーです。現取締役社長は Lance Y. Gokongwei氏。
歴史
1980年、ロビンソンズランドは、JGサミット・ホールディングス の不動産部門として設立されました。同社は創業以来、140以上のプロジェクトを完了しており、優れた成果を上げ続けています。グループの創設者は John Gokonwei(ジョン・ゴコンウェイ)氏で、フィリピンでも著名な富豪です。JGサミットは、航空輸送(セブパシフィック航空)、銀行業務(ロビンソンズ銀行)、食品、電力、不動産・サービス、石油化学など、幅広い事業を行うグループです。
受賞歴
ロビンソンズランドのプロジェクトは、サステイナビリティ、インテリアデザイン、そして品質が高く評価され、さまざまな賞を受賞しています。
2017年の PropertyGuru Property Awards では、当時の社長であるFrederick D. Go 氏が、不動産業界に貢献した人物が称えられる「Real Estate Personality of the Year Award」(不動産パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞)を受賞、また、同社はサステイナビリティの取り組みが認められ、「Special Recognition in Sustainable Development」(サステイナブルな開発における特別賞)および「Best Retail Development」(ベスト商品開発賞)を受賞しました。
また、同年の Philippine Property Awards で、同社の Sapphire Bloc(サファイア・ブロック)プロジェクトが「Best Residential Interior Design 2017」(ベスト・レジデンシャル・インテリア・デザイン賞)を受賞しました。さらに、Dot Property Philippines Awards の「Best Developer Award 2017」(ベスト・ディヴェロッパー賞)を受賞しています。
開発地域・プロジェクト物件の特徴
ロビンソンズランドの開発のほとんどは、フィリピンの主要都市やその他の都市地域に戦略的に配置された複合用途不動産に統合されています。北はイルロコス、南はコタバトと地理的に広い範囲にわたって、開発を推進しています。不動産の形態は多岐にわたり、モール、住宅(コンドミニアム、タウンハウス、土地、戸建て)、ホテル、オフィスなどです。住宅は、中級から高級までさまざまなものがあります。
例えば、パシグにあるAcacia Escaladesのコンドミニアムの価格は200万 フィリピンペソ前後となっており、ケソンシティの Magnolia Residences(マグノリア・レジデンス)のコンドミニアムの価格は450万フィリピンペソ前後となっています。また、タギグの The Trion Towers(トライオン・タワー)のコンドミニアムの価格は550万フィリピンペソ前後です。