ドゥテルテ元大統領の故郷である「フィリピンのダバオ市」は、南の王都、ミンダナオの真珠とも呼ばれ、観光地や自然のアトラクションに関しては、非常に多くのものを提供しています。
山の上で冒険をしたい人も、大海原で冒険をしたい人も、ここではそのすべてが体験できます。大人から子供、若者から年配者まで、誰もが思う存分楽しめる観光スポットがあります。
私が新しい都市を訪れたときにしたいことのひとつに、その都市の歴史や文化について学ぶことがあります。
なのでこの記事では、ダバオ滞在中に訪れるべき場所やぜひ体験してほしい一般的なアクティビティをリストアップしました。楽しみながらも、この土地について詳しく知ることができる人気スポットを厳選しています。
観光名所を以下にご紹介しましょう。
ダバオの観光スポット一覧
ピープルズ・パーク・ダバオ – People’s Park Davao
ダバオ市はかなり大きな街ですが、暑さと雑踏が過ぎることもあります。そんな時、コンクリートジャングルの中で自然を少し味わいたくなったら、ピープルズパークがおすすめです。しかも入場無料ですよ😉
ピープルズ・パークはダバオ市内に広大な敷地を持っていて、ミニ森林や公園のドーム型建物、そして有名な彫刻家クブライ・ミランによる巨大な彫刻がいたるところに設置されています。子供たちが楽しめる大きな遊び場や、家族連れのピクニックに適したテーブルやベンチもあります。
公園の真ん中には何百羽ものハトがいて、餌をあげたり、近くに寄ってみたりすることができるでしょう。
公園の出口では、帰りがけの人たちは「パサルボン/お土産」を買うことができます。屋台がいくつか出ていて、珍味やアクセサリー、バッグ、シャツなどが手頃な値段で手に入ります。
概要
所在地:Uy Building, 49 Jln Palma Gil St, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
ロハス・ナイト・マーケット – Roxas Night Market
地元の屋台料理を試してみたい人には、ロハス・ナイトマーケットをおすすめします。
市街地と繁華街の真ん中にあるこの長い賑やかな通りは平日でも人々であふれています。串焼きの鶏肉、豚バラ肉、ツナなど、お決まりの屋台が軒を連ねています。バロットやクエック・クエックなどのフライ料理もぜひお試しあれ!ここの食べ物はかなり安くて、雰囲気も活気に満ちています。
ストリートフードを堪能してお腹がいっぱいになったら、マーケット通りの後半に並ぶお店めぐりを楽しむのも良いでしょう。散策しながら売られている服やアクセサリー類を見て回れば、さっきの摂取カロリーも消費できそうですね。
概要
所在地:3JC6+PW7, Roxas Ave, Poblacion District, Davao City, Davao del Sur, フィリピン
エデン・ネイチャー・パーク & リゾート – Eden Nature Park and Resort
ダバオで人気の自然観光スポットが、エデン・ネイチャーパーク&リゾートです。市内から車で約1時間、80ヘクタールの広大な公園を有した、高地にある山岳リゾートです。10万本以上のマツが生い茂る美しい景観が広がっています。
この山岳リゾートは、自然と触れ合い、山岳公園ならではのアドベンチャーを体験するのにぴったり。私は特にすがすがしい空気を吸いながら、目を楽しませる豊かな緑に囲まれる時間が大好きです。
ここエデン・パークでは、家族や友人との楽しく親密なひとときを過ごせます。きっと忘れられない思い出になるでしょう。日中にエデンパークを訪れるのであれば、ガイド付きのシャトル日帰りツアーを予約して参加すれば、すべてのアトラクションを回ることができます。しかしアトラクションをひとつずつ回って、5~15分以上費やしたい場合には、自分でツアーに参加して、ハイキングしながら各スポットを回ることもできます。
ここで楽しめるアクティビティはたくさんあります──以下のアトラクションを巡るコースをつくれます:
- アンフィシアター
- バードウォーク
- 鹿公園
- フラワーガーデン
- ローラの庭
- 水栽培
- 遊び場
- バタフライガーデン
- 竹の迷路
- ティヌブダン
デイツアーでこれらすべてを訪れたあと、レストランで昼食をとることができます。もっと時間がある場合は、午後はスカイライダー、スカイサイクル、スカイスイングなどの刺激的なアクティビティへの挑戦も可能です。また、乗馬や子供向けのジップラインもあります。
ここで泊まりたい人は、キャビンで1泊か2泊すればよいでしょう。明け方はかなり冷え込むので、一晩中暖かく快適に過ごせるものを必ず持参してほしいです。それから半日かけて4キロのハイキングコースを散策したり、途中でさまざまなアトラクションに立ち寄ったりできます。
昼食はフィッシング・ビレッジで自分で釣った魚を食べるのが楽しいです。エデンに行くときはいつもこうして、大きな魚を釣って唐揚げにして食べています!おいしいよ!
宿泊するゲストが楽しめるちょうど良いサイズのスイミングプールもあるんです。
概要
所在地:29HX+MPJ, Toril, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
フィリピン・イーグル・センター – Philippine Eagle Center
フィリピンワシ🦅がフィリピン国宝であることをご存知でしたか?長い年月を経て、現在希少絶滅危惧種に指定されています。
マラゴス・ガーデン・リゾートから少し下った場所にあるフィリピン・イーグル・センターでは、保護されたフィリピンイーグルの繁殖が行われています。ここにはフィリピンイーグル以外にも、いろいろな鳥類や爬虫類、そしてサルなどの動物が保護されています。センターを訪れる人は少額の入場料を支払う必要がありますが、これは動物の保護活動に役立てられています。
私自身、ここで世話されている動物たちを目の当たりにして感動しましたし、きっとあなたも同じ気持ちになるはずです。
世界最大級のワシを保護するため、フィリピンワシを保護する繁殖プログラムがセンターによってデザインされました。フィリピン・イーグル財団は、絶滅の危機に瀕するワシの運命は、私たちの環境と生活の質と密接に結びついているという信念を持っています。同財団は、フィリピン・イーグルの生存とその生物多様性、そして森林資源の持続可能な利用を促進することで、未来の世代がワシを見たり楽しんだりできるよう尽力しています。
概要
所在地:Malagos-Baguio Road, Brgy, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
ダバウェニョ博物館 – Museo Dabawenyo
他にもダバオでぜひ訪れたい場所のひとつに「ダバウェニョ博物館(Museo Dabawenyo)」があります。ダバオ市とその人々の歴史、文化、遺産を紹介する博物館です。2008年3月15日、ダバオ市の「ダバオの日71周年」のお祝いの一環として、この地域に根付く多様な文化遺産を保存し、称え、地元のお人々や観光客と共有できる場を提供することを目的として、初めてオープンされました。
博物館内では、ダバオの歴史の異なる時代を網羅した、さまざまな種類の展示物を見学することができます。ダバオの文化的多様性、先住民コミュニティ、植民地時代の影響、経済発展などを示す美術品、写真、工芸品などが展示されています。歴史に関心のある人にとって、これらの展示品を見て学ぶのは非常に興味深い体験となるはずです。
ムセオ・ダバウェニョはマティナ地区ジュナ小区画、大学通り沿いのフィリピン女子大学ミンダナオ民俗芸術博物館・研究センター内にあります。開館時間は月曜日から土曜日の朝8時30分から午後5時30分まで。
概要
所在地:Philippine Women’s University of Davao, University Ave, Talomo, Davao City, Davao del Sur, フィリピン
ダバオ・クロコダイル・パーク – Davao Crocodile Park
そう、ここは私がダバオでお気に入りのスポットのひとつ、クロコダイル・パークです。ここに来るたびにいつも子供のようにはしゃいでしまいます。家族や親戚を連れて来たことが何度かあります。ダバオで私と一緒に休暇を過ごす友人や家族を、ダバオ市マアのダバオ川沿いにあるこの7ヘクタールの公園に連れて行くのが好きなのです。
ダバオ・クロコダイル・パークは、ここフィリピンで「最先端の」クロコダイル養殖システムを展示していて、最新の養殖場設計と近代的な施設や設備を備えています。
公園のレイアウトは爬虫類の繁殖に適したものになっていて、市内により多くの観光客を呼び込むことを目指しています。人々はここで野生生物と身近に触れ合うことができ、ツアーやショーを通して子供たちを教育し、野生動物保護への意識を高めることができるのです。
園内には、他にもニシキヘビ、シベリアトラ、クマネコ、ハクビシン、オランウータン、オオトカゲ、ダチョウ、さまざまな種類の鳥類など、エキゾチックな動物や野生動物がいます。ヘビ、トカゲ、カメも繁殖されていますよ。
来園者は動物に触れることもできますが、動物というものは予測不能な行動をする生き物なので、十分な注意が必要です。公園内ではアニマルショーなどのプログラムも楽しめますが、実施日は日によりけりです。ここでは楽しくてワクワクする体験がいつも待っていて、見物客を度々驚かせますよ。テヘヘ🙂
概要
所在地:Crocodile Park Concert Grounds, Gadi Road, Talomo, Davao City, Davao del Sur, フィリピン
マラゴス・ガーデン・リゾート – Malagos Garden Resort
マラゴス・ガーデン・リゾートもまた、ダバオにいるなら訪れたい美しく穏やかな山岳リゾートです。ダバオの北部に位置していて、1日〜2日かけてのんびりと散策するのに最適な場所です。このアグリ・エコツーリズム・リゾートには、食事、宿泊施設、ウェルネス、レクリエーション・アクティビティなど、たくさんの魅力があります。
家族や大切な人と一緒に、マラゴス・ガーデン・リゾートでは色んなことができます。週末には、バードショーと猛禽類のエサやりがあり、動物について学ぶことができて動物たちと触れ合うチャンスもあります!
私は何度かここに来たことがありますが、ショーの後、鳥たちを間近で観察したりするのは本当に楽しかったです。また、蝶のドームやふれあい動物園もあります。ワクワクです!
マラゴス・ガーデン・リゾートにはチョコレート農園と博物館もあり、主な見どころのひとつです。ミンダナオ地方におけるカカオ栽培の発展の豊かな歴史に触れながら、あなたの味覚を刺激する感動的な旅が楽しめます。
リゾートにはレストランがあり、1泊2日の滞在をしたい人のためにやヴィラや客室があります。通常、週末にはランチブッフェとバードショー鑑賞がセットになったデイツアープロモーションを楽しむことができます。
概要
所在地:Baguio District, Calinan-Baguio-Cadalian Rd, Davao City, 8000 フィリピン
ダバオ歴史民族博物館 – Davao Museum History and Ethnography
ダバオの豊かな歴史と文化に触れる素晴らしい方法のひとつは、ダバオ歴史民族博物館(ダバオ博物館とも呼ばれる)を訪れることです。ラナン地区に位置していて、市の中心部からタクシーで簡単に行くことができます。この博物館は、ダバオの文化遺産──その根幹は、この地域のあらゆる部族の素晴らしい混交から生まれている──を紹介しています。
ダバオ博物館は1977年8月3日、ダバオの芸術と文化を保護・推進するという使命のもとに一般公開されました。同様に、ダバオ市民の歴史的遺産に対する誇りを育むことを使命としています。
博物館の建物内には、先住民族の様々な珍しい工芸品や芸術作品が展示されているフロアがいくつかあります。また、ダバオ市の歴史的事件の写真展示や、異なる部族ごとの手工芸品やさまざまな楽器の展示もあります。文化と歴史を学ぶのが好きな人には価値があって特におすすめの場所です。
概要
所在地:Zonta Building, 113 Agusan Circle, Insular Village 1, Lanang, Davao City, Davao Del Sur, フィリピン
D’ボーン・コレクター博物館 – D’ Bone Collector Museum
ミンダナオ島ダバオ市にあるD’ボーン・コレクター博物館は、フィリピンで唯一無二のユニークな博物館です。平原、浅い海、サンゴ礁、熱帯雨林、低地、乾燥地帯など、さまざまな環境から採取された保存状態の良い6000体以上の動物の骨格標本が展示されています。この博物館の展示の目玉のひとつは、2頭の珍しいマッコウクジラの骨格標本です。これらのクジラの骨は、世界で47体、フィリピンでは4体しか展示されていません。
この博物館は、アメリカ人宣教師の息子であるアイダホ州のダレル・D・ブラッチリーによって設立され、2012年にオープンしました。ブラッチリーは、動物の骨格標本を集め、博物館のあちこちに展示して共有するという幼いころからの夢を叶えたのです。水産資源局はブラッチリーの膨大なコレクションに感謝の意を表し、海洋種、空中種、内陸種の保護活動に対する意識を高める一助となっています。
D’ボーン・コレクター・ミュージアムは教育センターとしての役割を担っていて、来館者は動物の生と死について学び、研究することができます。ブラッチリーは若い頃から自ら骨や骸骨を収集し、世界中の友人や組織からの購入や寄付によって入手しています。この博物館は、没収された動物の遺骨、特に希少な遺骨を破壊したり埋葬したりする代わりに、個人や政府機関に寄贈するように奨励しています。これによって、しばしば病気や人間の活動による死因に関する貴重な情報を得ることができるのです。
概要
所在地:76-A San Pedro St, Poblacion District, Davao City, Davao del Sur, フィリピン
D’ジャパニーズ・トンネル – D’ Japanese Tunnel
ダバオにあるD’ジャパニーズ・トンネルは、トゥグボク地区ミンタル(Mintal)にある人気の観光スポットです。第二次世界大戦中の1942年に建設されたとされ、山下財宝伝説に関係があるとされています。1960年代の国道建設中に偶然発見されました。この場所を所有するリム家族は、このアトラクションを子供用のプールを備えた家族向けリゾート&レストランに改装しました。というわけで、あなたはここに一泊することもできるし、勇気があればゴースト・ハンティングをすることもできるでしょう!テヘ🙂
噂によると、このトンネルにはサマル島やアポ山のふもとなどにつながる地下道があるらしいです。しかし現在、観光客が通行できるのはトンネルの300メートルだけで、残りは封鎖されています。薄暗い入り口には観光客のためのガイドがいて案内してくれます。
トンネル内では、この地域の戦時中の歴史や、隠された財宝にまつわる物語を垣間見ることができます。観光ガイドもトンネルの歴史についての情報を提供してくれます。ここにはフィリピン人を収容する小さな監房があったほか、宿舎の仕切り、弾薬庫、会議エリア、秘密のルート、物資や武器を保管するスペースがあったと言われています。
概要
所在地:3H87+77W, 1, Talomo, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
アイランド・ホッピング・ツアー – Island Hopping Tours
ダバオにいるときの楽しみのひとつは、家族や友人、あるいは他のグループと一緒にアイランドホッピングツアー(島めぐりツアー)に参加することです。一日を通して新しい友人をつくることができますよ。実際に私は7月4日に家族で島めぐりツアーに参加したとき、新しい友人つくりました。
ビーチやかわいい海の生き物と泳ぐのが好きなら、間違いなく気に入るはずです。ボートはサマル島やタリクド島周辺のローカルスポットを回ります。サマルのアイランド・ガーデン・シティは美しい豊かな海洋生物を提擁していて、忙しい都会の生活から離れたいときに訪れるのにいい場所です。
ダバオではたくさんの島めぐりツアーを選ぶことができます。信頼できる代理店を予約するのがベストです──予約する前に、その代理店のツアーを口コミやフィードバックを読むのがおすすめ。
これらツアーでは、泳いだり、シュノーケリングをしたり、日光浴をしたりと、たくさんの楽しみがあることは間違ありません。さらに、美味しいランチビュッフェを提供するツアーもあります。地元のおいしい食べ物を味わうためには、事前予約しておくのがベストですよね?🙂
アポ山登山 – Climb the Mount Apo
フィリピンの最も高い山がダバオにあることをご存知でしたか?
それがアポ山で、ダバオにいるときにできることのリストにまさに入ります。地元や外国人の多くの旅行者が、この山の頂上に登ることだけを目的にここにやってくるんです。
アポ山国立公園の頂上まで登るのはかなりチャレンジングですが、頂上に着けば本当に満足できるでしょう。あなたは間違いなく壮大な時間を過ごせて、あらゆる自然を身近に感じることができるはずです。
頂上までのコースは2つあります。ひとつはコタバト(Cotabato)の側のキダパワン・トレイル(Kidapawan Trail)で、森林地帯や浅い川を通ります。もうひとつはダバオの側のカパタガン・トレイル(Kapatagan Trail)で、前者よりもっとチャレンジングで、火山地形を通ります。
アポ山へのトレッキングには2日ほどかかり、頂上までのハイキングでは、緑豊かな熱帯雨林、温泉、滝、間欠泉、川など、自然の恵みに囲まれます。運が良ければ、フィリピンワシがあなたの頭上を飛んでいるのを見れるかもしれません。
トレイル・アドベンチャーを取り扱う多くのツアー会社の中から予約することで、全行程のガイドがついて楽しく安全な登山を保証してくれるでしょう。
ダバオの観光名所まとめ
ダバオでの楽しい観光の計画が、この記事でより簡単になりましたね。
これらの場所や体験に関するちょっとした情報が、ダバオ市での滞在を楽しく過ごすのに役立つことを願っています。
ダバオは見どころがたくさんある活気に満ちた街なので、きっと忘れられない思い出を作れるはずです😉